【デジタル魚拓作品紹介】カラー魚拓 ヒラマサ 116㎝

デジタル魚拓作品紹介

本日のデジタル魚拓のご紹介は

ヒラマサ 116㎝

ヒラマサ(カラー魚拓)元画像

沢山のご注文をいただいているリピーターさまなのですが、

今回、とても印象的な作品になりました。

というのも、ヒラマサの魚体に走る黄色いラインを

ご依頼主様とのやり取りの中で色鮮やかに調整させていただいたからです。

仕上がった作品がこちら

ヒラマサ(カラー魚拓)印刷後

ヒレの鮮やかさに目を見張るものがあります!!

やり取りの中で興味深いお話を頂戴しましたので

ご紹介させていただきます。

ブリとヒラマサの見分けには口角の違い、腹ビレ、胸びれの大きさと

位置の違い等々細かいことが言われています。

しかし、漁師やヒラマサ狙いの釣り人は一瞬にして見分けます。

それはタモ網に入る段階で、ヒラマサは黄金色に輝き、ブリは蒼色に輝くのです。

実際の色の相違は見比べればはっきりしますが、

そうでない時は見分けづらいことは事実です。

ヒラマサを船上にあげていくとヒレの黄色は落ち着いて、

かわりに胴の黄色ラインの発色が強まる傾向があります。

たぶん興奮度合いがかわり、変色していくのではと推測しております。

ということで、落ち着いた段階のヒラマサの色は、

釣り上げた私の最も興奮していたときのこちらの記憶と違っています。

多分この印象が画竜だと思い、

思い切って、ヒレの色を黄金色にお願いした次第です。

これはあくまでも私の主観的印象ですので、科学的根拠は何もありません。

内容の相違があるといけないので、原文のまま掲載させていただきました。

ご依頼主の仰る通り、科学的な根拠はないですが、

釣り人ならではの感覚というのは、デジタル魚拓を制作するうえで

とても勉強になるありがたいお話でした。

デジタル魚拓、特にリアル魚拓やカラー魚拓では

「釣り上げた時の高揚感を思い出す」ということに大きな役割があります。

釣りたての写真を撮ることはできますが、

目で見たものが、そのまま写るとは限りません。

ご提供いただいた資料だけでは、

再現しきれない部分もあるかと思いますので

なにか、足りないと思われた際にはぜひ、ご相談ください(^^ゞ

一緒に最高の瞬間に戻れるような作品を作りましょう!(^^)!

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